【重要なお願い】レッスン中における保護者様のお子様に向けたアドバイスについて
日頃より当アカデミーの活動に多大なるご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
レッスン中、保護者の皆様が熱心に見守ってくださる中で、お子様へアドバイスを送られる場面が見受けられます。今回、当アカデミーのレッスン中における保護者の皆様へのお願いとご提案がございます。少々長くなりますが、ご一読いただき、ご協力をいただければ幸いです。
運動学習理論による研究において、指導者が複数いる「ダブルコーチング」状態は、お子様の脳に過度な負荷をかけることが分かっています。コーチと保護者様の言っていることが少しでも違うと、お子様はどちらを優先して良いか混乱し、迷いを生じさせます。その結果どちらの指示も身に付かず、学習効率が著しく低下することが研究結果で示されています。また、ミスをした時に「自分で原因を考え、修正する」プロセスにおいて、外から答えを与えられ続けると、指示を待つ受動的な姿勢になり、判断力や自立心の成長を阻害することがわかっています。
私が子供の頃、いつも通りレースでコテンパンに負け、その夜、居ても立っても居られず家を抜け出して、真っ暗な近所の公園のベンチに座ったことがあります。その日、なぜ自分が遅かったのか、なぜあんなミスをしたのかをベンチの上でひたすら考えました。もちろん、当時の未熟な私は答えを出すことはできませんでした。
しかし、その頃から、レースでひどい滑りをすると自然と公園に足が向くようになり、自分は何をしたいのか、今何をすべきなのかを考えるようになりました。苦しい時に公園に行っていたので、その行為自体に良い記憶は無かったのですが、今となってはこれが自分の競技人生において、とても重要な時間だったのではと思います。まあ、負け続けていたので、頻繁に通わざるを得なかったのが苦い記憶です、、(涙)←注意:良い子の皆さんは絶対に夜1人で公園に行くのはやめてください。
そんな経験から、私はレッスン中にあえて選手の皆様にお伝えする情報の量を状況に応じて調節しています。それは、ひとつの技術を習得することに没頭する時間と、自分で悩み、考えて、答えを見つけ出す時間を作るためです。
お子様の成長を願う保護者様の視点は、私たち指導者にとっても非常に貴重なヒントとなります。その上で、お子様の混乱を防ぎ、上達のスピードを最大化するために、レッスン中のアドバイス(声掛け)については、お気付きになった改善点や技術論、アドバイスしたい内容を1度コーチにご相談いただきたくお願い申し上げます。
保護者様とコーチが情報を共有し、同じ方向を向いて伝えることで、お子様は迷いなく練習に没頭できるようになると考えます。「保護者・コーチ」がタッグを組み、一貫したメッセージを届けることが、お子様にとって最高の学習環境となります。
気になる点がございましたら、レッスン前後やメール等でいつでもお気軽にご相談ください。共に成長をサポートしていければ幸いです。
引き続き宜しくお願い致します。
YUASA SNOW ACADEMY 代表 湯淺直樹
お問い合わせ先→contact-us@rn-sports.jp
